2011年9月16日金曜日

紺屋サマースクール。

今更ながらサマースクールについて。
東京から更新しております。

8月25日~28日の四日間、
福岡大名の紺屋2023というビルで
今年三度目となるサマースクールが開催されました。

全国各地から集まった30名の生徒たち。
主に大学3・4年生で、続いて院生、社会人、最年少で大学二年生。
東北からの人もいたし、関東・関西から来た人もたくさん。

紺屋2023とは雑居ビルで、それぞれの部屋に
あらゆる業種のディレクターが住んでいます。
建築、グラフィック、デザイン、アート、編集、ダンス…
サマースクール中は彼・彼女らが講師となってくださり、
それぞれの部屋で授業を受けます。
午後は主にグループワークの時間。
最初に振り分けられた5・6人組で
最終日の発表にむけて四日間必死に取り組みました。
今回のテーマは「まちのあそび」。
それぞれの知恵や価値観を出し切って、まとめあげ、
形にして、最後に大勢の方の前で発表しました。

最終日前日からほぼ徹夜、発表一時間前の様子。
みんな黙々と作業しました。
意見の相違があったり、なかなか進まなかったりと
苦難は少なからずありましたが、
みんなが納得いくまでとことん話し合って、理解し合い、
自分たちのなりの答えを発表しました。
厳しい意見ばかりだったし、
言われて当然のようなこともあったけど、
的確に反省点を教えてくださってとても勉強になりました。
一方温かい言葉をくださる講師の方もいましたし、
何よりグループ内で励まし合って、
頑張ったね、と言いあえたことが何より!
自分自身の反省点も沢山見つかりました。
いやー。ほんと私性格悪い。笑
もっと冷静に、相手第一で物事を考えるようにならなければ。
ガッと集中し過ぎて周りが見えなくなるんだよね。
周りのサポートなくてはどこまでも突っ走ってしまいそうだった。
グループの皆さん、本当にありがとう。
サマースクールで関わった方々も本当に感謝。
貴重な経験ができました!
最終日、発表も終わり、打ち上げの前の様子。
みなさんやりきった顔をしてらっしゃる。
とにかく屋上が綺麗でした。
UFO PARKINGって書いてた。
アーティストさんがつくったものらしいです。

写真撮ってないけど、講師の方のそれぞれの部屋も
とてもお洒落で。全面コンクリートなんだけど、
それを活かしたデザイン性のある部屋が多く
行ったことのない部屋に行くたびにわくわくしとりました。

普段はそれぞれ事務所として活用されていたり、
実際に住まれていたりするので
部屋に入ることのできる機会は
今回のサマースクールなどのイベントの際に限るので、
是非イベントに参加して楽しんでいただければ!

2011年9月6日火曜日

とりあえずインターンシップのことを。

紺屋サマースクール、
NO!!の取材の話や、
先日購入したカメラのこと、
ブログにあげたい話は山ほどなんだけれど
とりあえず昨日今日で行われた2dayインターンシップのことを!

福岡県東区に位置する印刷会社ゼネラルアサヒに行きました。
何気にかなり強い会社みたいですね。ばりばり黒字。
まず応募する時点で魅力的に思ったのは、
ただの印刷会社ではない!ってところ。
広告代理店のような業務もアリ、Web制作や映像制作も行っており、
CG技術は大手に匹敵するようなもの。
DMに関してはお客さまの手元に届くまでを管理している。
社風はとても自由で社員は工場勤務以外私服、
忘年会にむけて日常業務より映画の制作を優先させるような
とにかくちょっと面白い事が好きな会社!
私の好奇心旺盛・興味散漫な性格に合ってるのでは?!
と思いES書いて送りつけました。

4倍の中から選ばれたようで!
でも基準がESの内容じゃなくて写真だったそうw
それはどーなんだ。まあいいか。

1日目は午前中は社内・工場見学、
会社の制作したものやさっき言った忘年会の映画wを
見せていただいたり、色々業務について質問させていただいたり。
午後はカタログの制作をしている方のお話を聞いて、
その商品の撮影現場を見せていただいて終了。

2日目は午前はチラシの原稿チェック、
社員さんに会社のことや就活のことでお話伺ったりして、
午後はお客様の会社に向い実際に会議に参加。
ゆるい会議だったし2時間半も座りっぱなしとなると、
案の定何回も寝そうになった。馬鹿か私は。
でもこれは中学から変わらない。仕方ない。仕事できるのか。
そして締めに採用担当の方に色々質問して終了。

自分なりに積極的に動けたかなあと思うけど、まだまだ全然。
他に4人もいたから、どうしても他のメンバーを気にして
目立つ行動をとれなかった自分のチキンさが悔しい!
もっともっと前に出れば良かった!
って最後の最後に強く思ったから
採用担当の方にはぐいぐい行った(笑)
名刺もぬかりなくゲット!私だけー!

他の4人は同い年で、なかなか個性も強く面白い方々でした。
二日間じゃそこまで深くみんなのこと知ることができなかったけど、
アドレスも交換したしみんなゼネラルアサヒ受けそうだったし
またどこかで会えたらいいな!

印刷・広告の仕事内容がよく分かったいい機会になった。
イメージ通りなんてわけにはやはりいかなかったけれど、
それを理解した上でもっかい考えてみよう。
私はその世界で何がしたいのか。
そもそも何をしたい気持ちが一番強いのか。
センスあるものに触れながら働きたいのか、
なんでもいいからなにかを作り上げたいのか。
なんにせよ、
クリエイティブな仕事がしたいと思う、
これって笑われるようなこと?


とりあえず今からお礼状を書く!

熊本県立美術館実習。

久々の更新です!
ずっとバタバタしてました。
とりあえずもうだいぶ過去になってしまった話を
さかのぼって書いていきます。

集中講義が終わった翌日、河原町アートの日があり、
私の今年のお盆は15,16日だけだったのですが
まあ久々にゆるりと楽しく過ごせたと思います。
そんで17日からはいよいよ、学芸員資格取得過程の
博物館実習が熊本県立美術館にてスタート!!
本当は現代美術館に行きたかったなんてことはもう忘れます。
現美だったら日程の関係で紺屋サマースクール行けてないし、
なんだかんだいいめぐり合いだったのでしょう・・!
こういうのって、本当に「縁」って言葉を生々しく感じる。

で、まあ初日は集合時間ギリギリに駆け込む。
熊大の4人以外はみんな年上で、計14名の実習生。
自分だけヒラヒラのスカート履いていることに恥を覚える。
髪も黒色にしている人がほとんどで茶髪であることに申し訳なさを感じる。
そんなスタートでした。

まとめていうと、楽しかった!!!w
最終的に実習生みんなと仲良くなれました。
何より美術に対して志の高い人たちばかりで刺激になった!
学芸員さんたちも皆さん優しく、丁寧に教えて下さり、ユーモアも交えつつ、
常に私たちを楽しませてくれようと心掛けてくれていました。
こういう出会いは本当に嬉しい。

実習内容は、
絵画・版画・屏風や掛け軸・工芸品の取り扱い、調査法を学んだり
美術教育・美術普及活動に関しての講義を受けたり、
実際に「子ども美術館」という活動に参加して
子どもたちと一緒に絵を描いたり。
最終日には14名それぞれが、県立美術館所蔵作品の中から
自分なりに作品をセレクトし、展示を企画しました。

私が企画したのはこれ。



熊本にきて海を見る機会が極端に減り、海を恋しいと思う気持ちから派生し、
私のように海を見たくてもなかなか遠出できないような人たちのために
海を楽しんでもらえるような展示を考えました。
海そのものの風景だけでなく、海をふと恋しく想うような風景、
例えば都会の喧騒の中や青い空から海を連想した時、
そうした風景画も展示し、またその次に、
海へ行くまでの道のり、例えば海が見えそうで見えない風景、
海辺の街、海へ続く道を描いた風景画を展示することで
実際に海へと向かっているような感覚を味わせることを目的としました。
最終的には海を描いた作品をたくさん飾り、
思う存分海を堪能してもらえればと!何回海って書いたやろ!
インスタレーションも兼ねて、地面は畳にして
扇風機を置いたり蚊取り線香置いたりしても面白そう!
まああくまで企画で終わりなので、実現は厳しいでしょう。

チラシづくりも頑張ったー。
誰よりも早く終わってたぜ!
だから余った時間でひとりで
「スタジオジブリレイアウト展」内を巡回しておりました。
宮崎駿すごい。めちゃくちゃ上手い。綺麗。
風景画として見てしまった。美しい。そんでなんか優しい。

そんなわけで先日実習ノートと課題を提出するべく
久しぶりに県立美術館に行ってまいりました。
皆さん笑顔で迎えてくれて凄くうれしかった。
覚えててくれてるもんだね。いや、実習生ナンバーが1番だからか?
理由はなんだっていいのだけど嬉しい嬉しい。

とても実りある6日間でした。
好きなことを勉強できるのって心がびっしり満たされてる気分になる。
学芸員なりたい。本当になりたい。

2011年8月15日月曜日

河原町アートの日。

8月14日は毎月第二日曜日に開催している河原町アートの日。
今回は河原町アワード文化市場、
大巻伸嗣さんのワークショップ、
そしえ夜の展覧会と充実したラインナップでした。

大巻さんWSの様子。
河原町の電停に現代アートのモニュメントをつくることを想定し、
「家」をテーマにそれぞれ制作に取り組みました。
ダンボールで大胆に構成していく人、
色とりどりに可愛らしく丁寧につくっていく人、
とりあえず何も考えず組み立てて行く人。
制作は3時間以上にも及びました。
私の作品はこんなの。

色の使い方を褒めていただいたよ。うは!
でも「家族」って概念を壮大に、ひねりを加えて表現したら
もっと説明臭くならなくていいって。参考にします!

夜の展覧会の様子。

プロジェクターでシャッターに映像を写したり、ネオンアートを展示したり。
雨でお客さんが少なかったのはとても残念だったけど、
いつもと違う河原町を堪能できました。

現在、河原町文化開発研究所、AAF事務局長:黒田さんの経営する
ギャラリーADOにて写真展が開催されています。

やっぱ写真撮りたいなー。

あさってからいよいよ熊本県立美術館での実習です。
18日には熊本のアーティスト集団「アート食堂三号線」の久々の活動。
東京のアート研修計画をしないとな。
うちの厳格な父にプレゼンして許しを乞うのです!


集中講義。

先日、8月10~13日は大学の集中講義でした。
お盆まっただ中やないか。
今年は熊本でお盆を過ごします。

「現代写真入門」ということで、
写真研究者、同志社大学教授、清水穣さんが講師でした。
11日には清水さん、熊大教授、写真部、
芸術学研究室の数名とお酒も飲みました。
写真部の方々は写真を持ち込んで
清水さんに批評してもらっていて、
私にはそれらの写真はどれも素敵にうつるのだけど
清水さんはズバズバと斬ってゆき、その様子がなんというか
さすがだなーと思いました。

写真にはずっと前から興味がありました。
小学生の時にチェキを買ってもらって、
身の回りの小物だとか風景だとかをやたらと撮りまくって。
学芸員資格の授業で、中型カメラの扱い方を教わったこともありましたが
普段デジカメや携帯のカメラ以外扱う事はなく、
ずっとずっと一眼レフやらフィルムカメラやらが欲しいと願っております。
写真を見るのも大好きでした。
最近で言うと「ジョゼと虎と魚たち」に出てくるスチール写真、
佐内正文さんの作品が気になります。
大好きなくるりのジャケットも手掛けているとは!
でも写真についての知識なんて全然なくて。
今回の講義はとってもいい機会になりました。

写真論概説と表し、写真の歴史とともに
様々な写真家の作品やその考えを教わりました。
写真の「あるがまま主義」「裸のディスクール」なんて全く知らなかった。
あるがまま、リアルな世界を撮ろうとする流れがそんなに根付いていたなんて…
ただ撮りたいものを撮ってるのかと思ってたなんて言ったら失礼だけど。
写真を眺めるにおいて今までただ構図だとか
色の使い方だとか被写体についてだとかしか考えてなくて、
写真家が写真をどうとらえているかなんて考えもしなかった。
講義の中で紹介された写真家の中で一番気になったのは
ウィリアム・エグルストン。
ありのままの世界を写し出す、という写真の在り方が主流だった
当時の写真界において、色は主観がまとわりついてしまうから
カラー写真は受容されにくかったようだけど、
やっぱカラーあったほうがきれいやん。て単純に思った。
この日に焼けたような、褪せた鈍い色彩。




あああああ綺麗。写真集買おうかな。

カルチエ=ブレッソンの完璧な絵画的構図にも魅かれました。

これどーいうこと!
この瞬間もだけど、足の歩幅とか、絶妙すぎる。

最後のテストは超絶難しくて単位の危機なんですが、
総括すると久々にとても面白い授業を受けることが出来ました!!

カメラ欲しい。切実に。何買おう。

2011年8月8日月曜日

海、海、海!

アート系のこと以外はあまり書かないどこーかと思ってましたが
書きたくなったから書く。どうでもええっ!

昨日は福岡行きました。まあ、二日ぶりくらい。笑
でも熊本から車で行くなんて家族以外じゃ初めてでおもっきりわくわく。
この日のためにプレイリストをCDに焼いて。
目的地はマリノアシティ、セール第二弾へ!!


BEAMSのシャツを購入!5千円は私にしてはなかなか高価!
大事に着よう。たくさん着まわそう。
それからは私の出身高校や中学をまわって、
何年も前から、今もなお何十回と見に行く近所の海へ。
この後の夕日の沈んでいく様子が綺麗すぎて。

それから志賀島をちょいとまわっていたら、
今年初の打ち上げ花火が小さいながらにはっきりと見えました。
そして、長い帰路を辿ります。
小旅行のようなもんですね。
楽しかったなー。ほんとに。
こんな日が沢山あればいいね。
でも沢山はできないから大切に思えるのか。

まーそんな感じで夏休みいいスタートきってます!
来週からは集中講義も始まるぞー
その前にレポート片づけるぞー!!!

河原町レクチャーvol.4

今日は河原町AAFのプロジェクト、
レクチャーシリーズの第4弾でした。
水戸芸術館のキュレーターである
高橋瑞木さんをお迎えして、
ご自身の活動や震災の影響、
アートへの想いなどを語っていただきました。

河原町に関する詳細はこちら!↓
http://www.kawaramachi.net/

水戸芸術館は茨城県に位置しており、
人口はなんと熊本の3分の1。
来館者は茨城県民が3分の2、
東京含め県外からが3分の1だそうで。
東京に隣接しているからといって
東京からの来客が多いわけではないのですね。
地元のファンをつくるのが根強い集客に繋がるのでしょう。
水戸芸術館は日本で二番目にできた現代美術館で、
一番最初は広島だそうです。東京かと思ってました。
館長は有名な音楽家の方だとか。
過去の展覧会の紹介や、アートプロジェクトの様子など
動画をまじえて分かりやすく説明して下さいました。
一番気になったのは、ヨーゼフ・ボイスが
日本に来日した8日間を題材とした企画展。
ヨーゼフ・ボイスは「社会彫刻」を訴えたことで有名です。
私の研究テーマ、パブリックアートについて何かヒントを得られそう。
これをきっかけに詳しく調べてみようと思います。
それから建築界のビートルズといわれる
6人の建築家グループ、ARCHIGRAMについて。
なにもかもが斬新で衝撃を受けました。
こうやって挙げると私はほんと建築が好きだな。

私はレクチャーシリーズの担当なので
参加費を徴収したり飲み物や椅子を準備したり
バタバタしてて聞き逃したところもあるのが惜しいのですが、
またひとつ知識やきっかけを得ることができました。

レクチャーが終わってからは、レストランで交流会。
特別ゲスト、坂口恭平さんもご一緒に。
震災前まで東京に住まれていましたが、震災後熊本へ移住、
ゼロセンターという芸術活動拠点を設立し
熊本へ被災者の移住をすすめ新しいやり方を立ち上げています。
坂口さんと高橋さんの議論がとても興味深くてずっと聞き入ってました。
そして自分の無知さをしみじみと感じる。
今の学生が腑抜けてると言われても仕方ない。
お二人の会話はとても建設的で、
テンポよく的を得たご自身の意見や疑問がでてくるので
頭の回転が速いのだなあと尊敬の念を抱きながら、
自分だったらどう考えるだろうと必死に頭を巡らせてました。
もっともっと考えが必要だ。

今日はそんな日でした。
芸術活動をする大人の方々とお話しするのは
自分を磨いたような感覚を得られます。
そこから何を見つけるかが大事なのだけど。

河原町の次の活動は一週間後のアートの日!
がんばるぞー。