2012年4月11日水曜日

東京一人旅~2012ver~ その7

8日目。この日は横浜を満喫します!
秋葉原から列車に乗って。
 横浜、みなとみらい駅到着!快晴!
 横浜美術館に行きました。
松井冬子さんの展示。
美術手帖でも特集され、知名度抜群の注目されているアーティスト。
 マダムがひたすら多かったなー。
松井冬子さんの作品は、グロテスクと美しさと儚さと、
「死」への強いメッセージが内含されています。

コレクション展で発見したテルヴォーの作品。
 アーティストの名前を記録するのを忘れていたけど、
強く印象に残っている写真。
 この懐かしさは一体どこからくるのか。

美術館を出て、桜木町方面へ歩いていき、桜木町駅周辺。
 そこからまた15分ほど歩いて行くと、
日ノ出町へ到着、そしてこんな路地が。

そんな路地に面していたのがこの建物、「竜宮美術旅館」。
旅館をリノベーションしてアートースペースに改造してあります。
しかし今回の展示を最後に、美術旅館を閉めることになってしまったそう。

中に入ると、ところどころに作品が。
 お風呂まで作品の一つ!

 旅館の廊下はこんな感じ。
 二階へ上がると、各部屋それぞれに展示が。
 ビデオ・インスタレーションも。

畳の部屋を改造した、こんなユニークなスペースも。

ノスタルジックな窓。その向こうにもインスタレーション作品がありました。

また別の畳の部屋には、こたつと写真の展示。

一階にはカフェがありました。
温かい雰囲気と程良い物音が、心地よい空間をつくりあげています。

 外に出て、日ノ出町~黄金町のエリアを散歩。

このあたりのエリアは、アートによるまちづくりが積極的に行われています。
「黄金町バザール」という名のアートイベントは日本全国から注目を浴びています。
さすが、ギャラリーも充実していました。

レトロ溢れる古本屋さんも。
 ちいさな雑貨屋さん。ころころした雑貨達がとてもかわいらしいです。
 壁面にアート!なんだろう、これは?
 街並みはこんな感じ。
さりげなーくギャラリーやショップが組み込まれていて、探し出すのが楽しい。
それらはリノベーションした空間だから、街の統一感は損なわれず、
古い街並みを愛している人たちにも受け入れられているのはないでしょうか。

 開いているギャラリー発見!
 インスタレーション。
 ギョッとしてしまうような作品も。
 なんだこのお茶目なおじさんは!!

そして歩き疲れた頃にカフェを発見。
 本も充実、音楽ステージもありました。
パンケーキもお手ごろな値段で、すごくおいしかった。

そして馬車通駅まで戻り、BunkARTへ。
横浜トリエンナーレでは会場の一つとなっていた場所です。
 中からの眺め。港町らしい風景です。

夜はヨコハマ創造都市センターへ!

「アートで生計をたてるぞ!」というタイトルのトークイベント。
この日は第二回の講座、「キュレーターの視点」 という題で、
横浜美術館主席学芸員の天野太郎さんによるトークが行われました。

学芸員になるには、学芸員の仕事とは、なんて固い話かななんて思っていたら
そんなことはまったくなく!
アーティストのあるべき姿や、ネットワークやメディアに関して、
はたまた黄金町を中心としたアートプロジェクトに関して、
様々な切り口から貴重なトークを聞くことが出来ました。

このトークイベントを機に、アートイベント・アートプロジェクトへの興味が
ぐっと深まり、今までの漠然としていた視野にピントが合ったような。

天野さんの語り口は、人を惹きつけるものがありました。

そして電車に揺られ帰宅、ウィークリーマンションにて発泡酒を嗜みました。笑

東京一人旅~2012ver~ その6

6日目は説明会などで一日が終わり、7日目。
天気は曇り空。
大好きな街、清澄白河に行きました。

そして東京都現代美術館!
好きな美術館ナンバー1。

 「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」という展示に際して
靉嘔ならではの虹のモチーフ。↑
唯一撮影を許可された一画。
一人で来てなかったら、顔をはめて撮影したかったのに!笑

あの有名な作品、「田園」も見られました。
もう、圧倒的。なんでこんなに力強さを感じるのだろう。

別の展示では、これまた豪華!
「田中敦子 - アート・オブ・コネクティング」展。
戦後の美術界で先陣をきった彼らの作品が一挙に見れるのは
なんとも貴重な機会。5月初旬までやっています。

MOTコレクションも相変わらずのボリューム。
前回と同様、ピピロッティ・リストの作品にとりつかれ、
平気で20分ほど作品を見つめていました。

外でもこんな展示が。

 館内をよく見るとところどころにこっそり作品が。
 洗濯物を干しているみたい!
 清澄白河の大きな通り。
もっと先へ進むと、情緒あふれる温かい街並みが広がっています。

そしてふらーっと深川江戸博物館へ。
江戸時代の街並みを再現したゾーンは見もの。
細かいところまで丁寧に再現してありました。
なぜ藍色の照明なのかは謎!
 清澄橋からの眺め。
隅田川がずーっと続いています。
もうそれはそれは美しい。
私の一番好きな、ビルと水辺の風景!
 スカイツリーも見えました。

そしてたくさんのギャラリーが詰め込まれている、倉庫の中へ。
 小山登美夫ギャラリー、HIROMI YOSHII、KIDO PRESS、
MAGIC ROOM、ZENSHI、ミヤケファインアート、
SHUGOARTS、タカ・イシイギャラリー、とそうそうたる面々。

どこのギャラリーか忘れたけど、(笑)
こんな作品も。紙に焼きつけて焦がしつつ、形どったもの。
 細かい作業の積み重ね。
アーティストの張りつめた神経がこちらにまで伝わってきそう。

こんなものも。夜景の中、ちらちらと儚げに照っている光のよう。


タカイ・イシイギャラリーでは、
マライケ・ファンヴァルメルダム による「Haru」という展示。
一足先に春の情景を。


Shugo Artsでは、陳界仁(チェン・ジエレン)の作品が。
人々の記憶に残る風景を再構築し、リアリティをもたせた作品。
悲劇の余韻のような虚しさに、ドキリとさせられます。

そして浅草橋のウィークリーマンションに帰宅。
浅草橋周辺は、江戸の風情というか、下町情緒が根強く残っています。
決して綺麗で洗練された街並み、というわけではないのだけれど、
人間の営みをどこか強く感じる街でした。

東京一人旅~2012ver~ その5

5日目!
東京駅で降りる。
東京国際フォーラムにて会社説明会。
日本橋あたりの吉野家でひとりごはん。
 そして銀座のINAXギャラリーへ。
やきもの個展では、村田 彩展 -陶 彩りの庭-という展示が。
 なんだこのおどろおどろしくも生命感あふれる物体は。
 ポップな色模様は動植物の顕微鏡細胞写真を参考にしているそう。

現代美術個展では、堂東由佳 -virus- 展が。
展示室に入ると、一面にモノクロのシルクスクリーンの版画が。
 すごく細かいけど、どんな模様が描かれているのだろう?
と近づいてみると…
 すべて小さな猫が!!!かわゆす!!!
しかもよく見ると、この猫、嘔吐しておる。

愛くるしさと毒を含んだユーモアが溢れています。
ちっちゃな作品もたくさん。
  こっそりこんなところにも。

晴れの日のビル街ってほんとに美しい。
東京だって透き通った青い空は見られるんですよ!


そして三菱一号館美術館へ!
前回は休館中で入れなかったので、リベンジ!

「ルドンとその周辺-夢見る世紀末」という展示が。
さすがルドン、平日の昼といえど多くの人でごった返していました。

 ルドンに対して持ってたイメージが、少し覆されたかもしれない。
副題にもなってる「グラン・ブーケ」という作品は見もの。
その鮮やかさ、淡い美しさ、圧倒巻。立ち止まってしまうこと間違いなし。

ルドンの初期の白黒の幻想世界も惹かれるものがあった。
夢に出てきそうだ。


オートレース場へ再び森くんを見に行ってしまったことはここだけの話!

2012年4月10日火曜日

東京一人旅~2012ver~ その4

四日目!
まず、南青山にあるPinpoint Galleryへ。
前回の一人旅のときにたまたま見つけたギャラリー。
今回も時間があったのでふらっと立ち寄りました。
イラストレーターたちの作品が主に展示されています。

 なんともシュールな世界観。
個人的に、右上の作品が好き。
ちょっと使われてる色のセンスがたまらなくいい気がする!

この日は会社訪問がありまして、
時間つぶしに南青山のドトールコーヒーへ。
そこからの景色。
南青山は洗練されててどの方角を見てもビルの並びが綺麗だー。
 会社訪問を終え、表参道の方向へ。
ずっと行ってみたかったエスパス ルイ・ヴィトン東京!!

「Cosmic Travelers – Toward the Unknown (コズミック・トラベラーズ - 未知への旅)」
と題 したグループ展をやっていました。
選ばれたのは日本人のアーティスト、原口典之、佐藤允、塩保朋子、高木正勝、渡辺豪。
 この展示室ならではの自然光を活かした作品がとっても美しい。
背後に見える街の景色に意識がいきつつも、
この緻密で繊細な作品の存在感に惹きこまれていきます。
 これまた色の使い方が好き。
一面の壁のあちこちにこんな絵が。
淡いタッチの向こうに生命感の強さを感じます。

展示室の全体はこんな感じ。
 夕刻に来て良かったかも。
オレンジがかったこのくらいの空の色が一番哀愁を漂わせる。
夜にきたらまたぐっと雰囲気が変わるんだろうな。
作品の印象も大きく左右されそう。それもまた楽しみのひとつか。
 真っ暗な小部屋にはこんな映像作品が。
ゆっくりゆっくり、くずれては再構築されていく台所の用具たち。
 ちょっとすきまから外をのぞくとこんな感じ。
うっとりします。これだから東京が好きでたまらんのです!!
 渋谷の方向へずーっと歩いて行くとこんなスペースが。
休日にこんなところでゆっくりしてみたいなー。
明治神宮の古着屋さんで服を買って、帰宅。
まだまだ旅は続きます!