2013年9月10日火曜日

院生の夏休み、久々の東京一人旅。

院生となって初めての夏休み。

まずは7月末、インターンシップの面接で東京に行った時、
今まで行ったことのない街をまた歩いてみました。
東京一人旅は約一年一ヶ月ぶり。
東京には2ヶ月に1回くらいのペースで行っていたけれど
久々の一人旅ということでずっと関心のあったところを回りました。

例えば、「2k540 AKI-OKA ARTISAN」。
JR秋葉原駅と御徒町駅を繋ぐ高架下にオープンした施設です。

 このエリアは元々職人の街として機能していて、その文脈を活かし、
ものづくりを行う、技術を持った人々のショップを集積させています。
実際に、職人が手仕事で何かを作っている様子がショーウィンドウから伺えたり。
こんな休憩所もあり、海外からの観光客もちらほら見えました。
真っ白な空間がとても印象的。
高架下ならではの陰湿とした雰囲気はいっさい感じさせません。

そこから徒歩圏内にある、3331Arts Chiyodaにも。
ここに来るのは何回目だろうか。
 1階のスペースでちょっと休憩。
かつての学校としての趣を存分に残しています。

ちょうど、ポストペットの生みの親としても有名な八谷和彦の
個展「OpenSky3.0—欲しかった飛行機、作ってみた—」
が行われていたので、ふらっと入ってみました。
オープンスカイプロジェクトとは、「風の谷のナウシカ」に登場する
「メーヴェ」を実際に発明・制作してみようというプロジェクト。
失敗を重ねながらも、やっとの想いで空を飛ぶことに成功した映像には、
少し感動しました。
実際にメーヴェに乗った気分を味わえるシュミレーターもあったけど、
一人で機体にまたがる勇気がなかった…こういうところだよな…
松屋やすき家や吉野家や王将やなか卯には余裕で一人で入れるのに。

それから、何気に行ったことのなかった代官山へ。
念願の代官山蔦屋書店!
 外観も内装も近隣の風景もすべてオサレ。
 セレブ達が散歩をしている様子。
本がぎっしり。他の店舗ではあまり見られないような個性的な本があったり、
洋書が多かったり、本のセレクトまでオサレ。

というか、代官山の街並みのお洒落さには衝撃を受けました。
 何かこの区画の外観を統一するような条例でもあるのかな?
それくらい一体として洗練された街並。
 イルミネーションも綺麗でした。

翌日は面接の後、ふらっと蔵前へ。
空きビルの再生で話題となった神田周辺のCETエリアから、
最近はこの蔵前周辺がリノベーションのまちとして注目されています。

東京の東側から新しいカルチャーを発信するプロジェクト、
「EAST PROJECT」の第一弾として2011年にオープンした
複合商業施設「Mirror」には、レストランやギャラリー、オフィスが入居しています。
 中のレストランからは隅田川が見渡せます。
隅田川沿いの立地を最大限に活かしていて、窓側の席は予約で満席でした。
そんなこんなで、飛行機に乗り帰宅。
まだまだ知らない街や行ったことない施設が沢山あって、
東京には何回行っても行き足りない。
ただ、こういう何かしら特別な関心を持たない人にとっては
浅草やお台場や六本木ヒルズや築地といった超定番スポットと
渋谷原宿あるいは新宿なんかのショッピングを楽しんだだけで
満足するというか、他に見るもんないなーって思ってしまうのかな。
それは極端な話だろうけど、色んな街をふらふら歩くだけでも
こんなに楽しめるのだから、東京はおもしろいなーとつくづく思うのです。

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