2014年4月24日木曜日

就職活動を終えて -1-


就職活動を終えて。
本当に長い時間をかけて、頑張り過ぎってくらいに頑張った。
心配性な性格も相まって、正直なところ必死過ぎた気がする。笑
でもそれらひとつひとつのがんばりが結果に結びついてるのかもしれないから、
無駄なことはひとつもなかったのかもしれない。

振り返れば、大学三年生の頃。
空間デザインの企業で就職活動をするか、美術をもっと勉強するか迷っていて。
そのヒントを得られればと、親に頼んで、東京10日間自分探しの旅(?)をしたことは本当に印象深い想い出。
10
日間の中で、公共空間をデザインする企業に訪問させてもらったり、都内の美術館・ギャラリーを約60箇所まわったり、滞在する神田のウィークリーマンションで観ていたスマステのSMAP20周年記念企画がきっかけで森くんにハマったり(今でも憧れの人物として気持ちは変わらないから凄い)。

結果として、もう2年勉強する道を選んだ。
ただ、学芸員やギャラリストになって美術を極めたいって思いとも違った。
まだ何が本当にやりたいのか、迷いがあるから勉強するっていうある種の逃げだったかもしれない。
その中で、河原町や、紺屋2023、デザイニング展、リノベーションスクールなどのプロジェクトに参加していくうちに、「リノベーション」という空間に関心が強まった。
アートを際立たせる空間として。街づくりの課題解決の空間として。
なぜリノベーションは、デザイン的にも、ツールとしても魅力的なのか。

それからは不動産や建築、都市計画の目線から勉強したい思いが募って今の大学院へ。
だから、就職活動も最初は不動産ディベロッパーや鉄道会社を中心に見ていた。
今まで納得いく道が分からなかった進路先も、ディベならしっくりくると思った。
街づくりがやりたいんだって、一種の思い込みに近かったと今は思う。

夏休みはインターンシップへ。関東の鉄道会社に5日間。
沿線を実際に巡って社員の話聞いてグループワークして、刺激に溢れた日々だったし、関東の学生は新鮮だったし、何よりこれこそ私のやりたい仕事だって思った。
そこで出会った人事の方が、まさかの高校の先輩で、とんでもない縁を感じたりも。
会社が用意してくれたホテルからの風景。


それから10、11月はちょくちょくOB訪問やらで、月1で東京に。
ディベロッパー、不動産関連の会社の先輩ばかりに会って。
皆さんほんとーーーに優しく接してくれたなあ。
私ももし今後声をかけてくれる後輩がいるなら、温かく迎え入れようと思った。


東京の川は汚いけど、こういうジャンクションと組み合わせた風景は好き。
いよいよ12月になって、全国的に就職活動がスタートした時、
バイトの件で精神ぼろぼろだったな。笑
ほんと、なんだったんだろう。私はこれまで、思い切って自分の意志で選択してきたことに後悔したことは殆どなかったけど、あの経験だけは、後悔ばかりが染み付く。
もちろん私のせいで迷惑をかけたのは明白で、就職活動に関する認識の違いを働く前に明確に確認しなかったのが悪かった。
経験してみたい、って軽い気持ちで挑戦するのは、時に危険なのだと知った。
周りのみんなにも沢山相談して、心配かけてしまったなあ。
なんやかんやで、12月は、一度だけ東京に行って合同説明会や社員訪問などを。
合同説明会は今思えば、行かなくても良かったな…。
というのも、不動産・鉄道・ディスプレイ業界のブースばかり見ていて、
後々単独説明会に行った会社ばかり訪問していたから。
合同説明会は、全然興味ない分野のブースに行って見解を広げる目的で行くのがいいのかもしれない。
私はもう少しそれをやってみても良かったかも。
視野を広げすぎるのも研究が浅くなって危険だけど。

1月。やっとの思いでバイトを卒業して。3週間ほど、東京に滞在。
ずっと先輩のお家にお世話になっていて、もう本当に、感謝しきれない!
この頃は1日3件くらい説明会に参加した。
説明会に参加する前の時点で「この会社はないな」って切れなくて、とにかく行きまくったな。多分合計40、50社は行ってる…。
ベンチャー企業も見ていたのがもはや懐かしい。
それもこれも心配性だから。やれるだけやっておかないと気が済まなくて。
心配性というか、自分に自信がなさすぎて。拾ってくれる会社があるのかと。

2月。ESラッシュ。これまた30、40社は出したかな。
ES通過率は高い方だと思うけど、ここはいけるやろ!なんて思ったところから落とされて引きずったりも。
ES地獄がもしかしたら一番きつかったかも。腰まげて。頭カッカして。
2週間くらい福岡でゆっくりできて心底和んだ。
お湯に浸かれる幸せ、ご飯が待っている幸せ、ベッドがふかふかの幸せ。
2月後半からは面接も始まって、いよいよだなって感じがした。
緊張感が高まってきた。

次に続く。

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