2011年10月12日水曜日

東京アート研修 その四。

その四!まだ半分にもいってません!
この日はまず上野駅へ。
上野の森美術館に行ってきました。
「作家の視展2011」という展示をやっていました。
東日本大震災をテーマとした公募展だと思います。
一見美しい風景画に見えるような作品も、
よく見るとどこか悲しげな表情を見せていたり、
天災を作家なりのイメージで抽象的にあらゆる造形を組み合わせて
表現している作品が多かったような印象があります。

美術館をでてちょっと歩くとアメ横に到着。
なんともにぎわっておりました。
東京には日々進化しつつもこんなに下町情緒の残る街があって、
その新と旧の共生が、東京をただの「都市」ではない
「故郷」たる印象を生んでいるように思います。

今度は「3331 Arts Chiyoda」へ。
旧練成中学校を改修して誕生した3331 Arts Chiyodaは、
さまざまなジャンルの第一線で活躍するアーティストやクリエーターたちが
それぞれの表現を自由に発信する場所です。
ギャラリー、カフェ、屋上菜園、様々なスペースがあります。
月に2,3回ほどのペースでアーティスト等による講義も受けられます。
 懐かしい学校の風景そのもの。
 地下のギャラリースペースで展示されていた作品。
ストリートスナップの横に、その写真をモチーフとした作品。
写真の中の人に焦点をあて、その動きを色彩や筆跡で表していました。

そしてこのあとスーツに着替えて会社訪問をしてきました。
「タウンアート」という会社です。
パブリックアートを専門としています。
美術手帖でこの会社の存在を知り、そこからパブリックアートというジャンルを知りました。
美術館の外のアート作品という点に非常に興味を持ち、
ここにこそ社会とアートの結びつきが最も現れやすいのではないかと、
そう思い卒論のテーマにすることを決めていました。
せっかく東京に行くならお話を伺いたい、と思いメールにて会社訪問のお願いを。
快く承諾して下さいました。
取締役の方もお相手してくださり、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
この件はあらためて文字におこそうかと思います。

そして神田に戻りスーツを脱ぎ、
もう一度外へ。二回目の六本木ヒルズ。
夜はまた雰囲気がみっちりでています。
大人の嗜みって感じ!
このときピースの綾部をたまたま見かけました。
東京ってこういうのが普通なんだろうなあ。

会社訪問の緊張疲れもあってこの日は早めに帰宅。
夜は熊大の友達が泊まりに来ました。寂しくなかったバンザイ!
次に続きます。

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