2012年4月11日水曜日

東京一人旅~2012ver~ その6

6日目は説明会などで一日が終わり、7日目。
天気は曇り空。
大好きな街、清澄白河に行きました。

そして東京都現代美術館!
好きな美術館ナンバー1。

 「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」という展示に際して
靉嘔ならではの虹のモチーフ。↑
唯一撮影を許可された一画。
一人で来てなかったら、顔をはめて撮影したかったのに!笑

あの有名な作品、「田園」も見られました。
もう、圧倒的。なんでこんなに力強さを感じるのだろう。

別の展示では、これまた豪華!
「田中敦子 - アート・オブ・コネクティング」展。
戦後の美術界で先陣をきった彼らの作品が一挙に見れるのは
なんとも貴重な機会。5月初旬までやっています。

MOTコレクションも相変わらずのボリューム。
前回と同様、ピピロッティ・リストの作品にとりつかれ、
平気で20分ほど作品を見つめていました。

外でもこんな展示が。

 館内をよく見るとところどころにこっそり作品が。
 洗濯物を干しているみたい!
 清澄白河の大きな通り。
もっと先へ進むと、情緒あふれる温かい街並みが広がっています。

そしてふらーっと深川江戸博物館へ。
江戸時代の街並みを再現したゾーンは見もの。
細かいところまで丁寧に再現してありました。
なぜ藍色の照明なのかは謎!
 清澄橋からの眺め。
隅田川がずーっと続いています。
もうそれはそれは美しい。
私の一番好きな、ビルと水辺の風景!
 スカイツリーも見えました。

そしてたくさんのギャラリーが詰め込まれている、倉庫の中へ。
 小山登美夫ギャラリー、HIROMI YOSHII、KIDO PRESS、
MAGIC ROOM、ZENSHI、ミヤケファインアート、
SHUGOARTS、タカ・イシイギャラリー、とそうそうたる面々。

どこのギャラリーか忘れたけど、(笑)
こんな作品も。紙に焼きつけて焦がしつつ、形どったもの。
 細かい作業の積み重ね。
アーティストの張りつめた神経がこちらにまで伝わってきそう。

こんなものも。夜景の中、ちらちらと儚げに照っている光のよう。


タカイ・イシイギャラリーでは、
マライケ・ファンヴァルメルダム による「Haru」という展示。
一足先に春の情景を。


Shugo Artsでは、陳界仁(チェン・ジエレン)の作品が。
人々の記憶に残る風景を再構築し、リアリティをもたせた作品。
悲劇の余韻のような虚しさに、ドキリとさせられます。

そして浅草橋のウィークリーマンションに帰宅。
浅草橋周辺は、江戸の風情というか、下町情緒が根強く残っています。
決して綺麗で洗練された街並み、というわけではないのだけれど、
人間の営みをどこか強く感じる街でした。

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