2012年4月12日木曜日

東京一人旅~2012ver~ その8

そして9日目!
もう東京生活も慣れたもんです。
この日は、乃木坂駅からすぐの、国立新美術館へ。

文化庁メディア芸術祭が開催されていました。
 アニメ、漫画、映像、イラスト、写真、インスタレーション作品、
ありとあらゆるジャンルの傑作集が展示されているので、
まさに老若男女、様々な客層。集客数もかなりのもの。
 イラストレーター同士の対決!
どちらもクオリティが高いです!

人の動きに合わせて動く猿のぬいぐるみも。
左の人は見知らぬ人です。
誰でも体験できるようになっていました。
 クリックすると次々に画面上にアクションが生まれるゲームのようなものも。
 ↑このキャラクターのなんともいえない表情や動きが妙にシュール。

こんな写真もありました。
「ありそうでありえない風景」をモチーフにしているよう。
その微妙な隙間の一瞬をとらえています。

 漫画も置かれていました。
注目の新人の作品から、ベテランのものまで。

熊本で何度か活動されていたトーチカさんのスペースも。
ボランティアや関係者たちがライトを動かし、その動きを映像にとどめておいたもの。
とっても綺麗です。
他にもRADWIMPSの「DADA」やグループ魂の曲のPVなど、
映像作品も充実。アプリを体験するコーナーや、
体験型のアート作品など、さすが「メディア」というとらえ方をしているだけあって
作品のジャンルは幅広く、どの層も楽しめるようになっていました。

そしてそこから歩いてすぐの、ギャラリー間へ。
TOTOのショールームに併設してあり、いつも建築関係の展示をしています。
 模型がたくさん。
 本人によるアーティスト・トークが行われている最中でした。
 外へ出て、メディア芸術祭の別会場にて、こんなものを発見。
まどかマギカの痛車。
 そして東京ミッドタウンのすぐそば、
21_21 DESIGN SIGHTへ。
 「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展が行われていました。
アーヴィング・ペンはファッション、ポートレート、
静物写真などを手がけた伝説的な写真家。
彼が撮影した、三宅一生のファッションデザインが主に展示されています。
三宅一生のデザインするファッションは、もうとにかくすごい。
「生きている」服。
身にまとうモデルさえも服の一部であるかのような、強烈なインパクト。
服が人を喰っている!っていう印象。

この写真もアーヴィング・ペンによるものです。


そして六本木ヒルズの周辺まで到着。
OTA FINE ARTSというギャラリーに来ました。
 梅田哲也さんによる、「待合室」という名の展示。
彼は日用品や家電を改造した装置と自然現象を組み合せ、
光や音、動きを伴う空間を作り出すアーティストです。
 隣のWAKO WORKS OF ARTへ。
 ジェームズ・ウェリングの「ワイエス」という展示。

写実的かつ精神性の深い絵画を描く、アンドリュー・ワイエスの名にちなんでいます。
ワイエスから影響を受けた彼は、ワイエスが描いた場所を訪れ、
写真によってその風景を再現したそうです。

 そしてタカイイシイ フォトギャラリー。
ひとつのフロアにギャラリーがぎっしり詰まっているのです!
 植田 正治による、 「砂丘モード」 という個展。
風景写真の題材としては、どちらを向いても「画」になる砂丘に惹かれ、
砂丘をモチーフとした作品が多々発表されたそうです。

中でも気に入った一枚がこちら。
 バランスがいい。構図のこともだし、色のこともだし、
絶妙な世界観。センスがいいよなー。

そして六本木ヒルズ内の、森アーツセンターギャラリーへ!
「G-tokyo2012」と表した、
アートシーンの先端を走るトップクラスのギャラリーが出展する現代アートフェア!
もうそれはそれは選りすぐりの作品が一挙に見られるのです!
もちろん、アートフェアですので買われること前提。
アートを「買う」という眼でみれば、また美術館で作品を見るのとは違った感覚に。

蜷川実花の窪塚洋介の写真から目が離せなかった!笑

そして森美術館へ。
韓国を代表するアーティスト、イ・ブル展が行われていました。
彼女の作品は、世界の終わりを描いた映画に登場する、
機械と人間が融合したようなサイボーグ、
スペース・カプセルのようなカラオケ・ポッド、
あるいはキラキラと輝きながらも崩壊しそうな建築・都市模型など、
多様な素材や技法を駆使した立体が中心です。
それらは、どこか懐かしさと新しさが融合したような印象を受けました。

そして展望台。
夜景をここから見るのは初めて。

 カップルが溢れる中、強じんな精神力でベンチを陣取っていました。
 きれいだー。ほっとする。これだから都会はたまらん!
下からの六本木ヒルズ、圧倒されます。この威圧感!
田舎もんは敵いませんよほんと!

そして帰宅、このあたりからよく一人でビール飲んでた気がする。笑

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